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2023年10月10日(火)

【金澤町家コラム】金澤町家の箱階段

神無月、山々が錦繡で装い人里が実りに包まれる頃、神様たちは旅行に出かけます。
神様が旅行されるくらいですから人々も旅行の秋を楽しみます。
金沢は、国内はもちろんのこと海外からも多くの観光客が訪れます。
今年は「いしかわ百万石文化祭2023」が10月14日~11月26日まで開催されます。
『文化絢爛』をキャッチフレーズに石川県の伝統文化の発展継承・文化の力での観光促進・世界交流を目指します。金澤町家も多くの観光客が興味を持ち訪れます。

昔から、江戸は粋(いき)、京は雅(みやび)と称されました。
さて、金沢は。。。 皆さまならどう称しますか?

今回は、金澤町家の魅力の1つ、箱階段。

箱階段は、江戸時代に登場しました。
収納と階段の2通りの利用方法を兼ね備え実用性があり、先人達の知恵がしのばれます。
箱階段には、建物に取付けて柱や壁と一体化したものや、移動できる置き家具タイプもあるそうです。

金澤町家情報館の箱階段は、壁と一体化したものです。
階段の段数は10段。踏面20cm、蹴上22cm、幅80cmの急勾配です。
階段の角に沿って、手すりが取付けられています。

皆さまの家の階段下はどのように活用していますか?

***  クイズ  ***

これは、何でしょうか?

金澤町家情報館の2階のお座敷には6つ使われています。

答えは次回に!